人生のハンドル
ずーっと憧れ続けてきた仕事に就いて、約ひと月が経過しようと
しています。
「教える」という仕事は、教える内容や、教える側のスキルの差が
あると思いますが「準備が8割」と言われています。
だから、授業の準備に時間と手間がかかるので「割に合わない職業」と
言われることも納得です。
わたしは、スーパー勤務と掛け持ちを続けています。
教師の時給の方がはるかに高いです。
しかし、その時給を受け取るために費やす時間を考えると、
あー、考えたくないくらい低い時給💦
好きでないとできないよね。。。
これが真理だろうなと思います。
デビュー初日に、自分の担当範囲のすべてを教えられずに積み残し。
派手に失敗し、やらかして迷惑をかけてしまったことを反省しました。
それ以降は、何度も何度も組み立てた授業案を見直して準備し、
試行錯誤、手探りで毎回の授業に臨んでいます。
それでも、担当の学生さんたちとは次第に打ち解けて
学生の方から声をかけてくれることが増えてきました。
また、授業後に個別に質問に来る学生もいます。
「話しかけやすい先生」と思ってもらいたい。
その目標、ほんの少し、手ごたえを感じています。
さて。
こうして、授業の前の準備をしていると必ずココロに
よぎる思いがあります。
「わたし、自分で人生のハンドルを握ってる」と。
この仕事は40年、憧れてきました。
今思うと、本気で人生のかじ取りを考えていたら、
もう少し早く実現できたかもしれません。
でも、今こそが最適解。
そんな気がしています。
授業の準備をしている時間は、不思議と何のストレスも感じません。
この板書で学生さんたちの理解が進むかな、
このツールをどう使えばいいかな、、とか。
あれやこれや、次々とわいてくる授業へのアイデアに自分自身が
驚いているのです。
「時給めっちゃ安いよなー」なんて思いながらも準備に追われる時間は
自分で選んだこと。
若くないし、「しんどいなー」って目覚める朝もある。
授業準備よりも優先しなければならないこともある。
大変だと思うことはあるけれど、逃げたいなんて思うことはなくて。
だって、
教える仕事。
スーパーの仕事。
その他、わたしを構成しているいろいろ。
すべて、自分自身で選び取っていることばかりなんだものって、思う。
そんなある日。
授業準備に没頭していた時のこと。
夫さんからの「仕事終わった、帰るよ」LINEに気付かず、夫が帰宅。
「え?もう帰ってきたの?!早いやん!」(失礼極まりない、ごめん💦)
「わっ!ごはん、炊けてない~💦💦」
バタバタと慌てるわたしに「なんか食べに行こか」と、夫さん(ナイス!😋)
夫さんとはま寿司へ。

「これ食べる?」と、左のマグロ3貫をくれました😊
夫さんは授業の話を「うん、うん」と遮ることなく聞きながら、
タイミングよく注文してくれて、、、わたしは話す、食べる専門(笑)
目の前で食べている夫をそっと見て。
「この人と結婚してから人生のハンドルをわたし自身に取り戻せたんだ」
そんなことを思ったのでした。
ううん、訂正。
人生のハンドルをわたし自身で握ることができるように
夫がサポートしてくれている。
その支えの上に、わたしがいるんだ。
ようやくたどり着いた真実なんだと実感するのです。